2010-06-12

あしり座の長い長い戦い

6月11日はあしり座稽古日で
「お七」の稽古をして
三番叟の衣装を繕って
ビューティー聖子に美顔体操を習って
ママが美味しいコーヒーを入れてくれて
色んな種類のお餅を差し入れてくれたので
「その餅、あたしが食べたかったのに!」なんて紛糾しては困るので
公平に“じゃんけん”をして勝った人から好きなお餅を選んでみんなで仲良く食べたのですが


・・・お餅は11個。あしり座は9人。


お餅は2個あまりました。


「食べたい食べたくないの問題ではなく、これは勝負なんだ」


全員参加のじゃんけん、2回戦の始まりを告げる座頭の言葉。


大人たちが2つ目の餅をかけての真剣勝負。


長い長い戦いが続いた。


グー・チョキ・チョキ・グー・グー・チョキ・グー・チョキやっと決まった!?

・・・わー!パーが一人いた!みたいな


お約束のパターンのやつ。


日本昔話にでてくるお寺の小僧さんじゃあるまいし、
お餅をかけて勝負するなんて・・・


誰もがこの不毛な戦いに気付き始めたその時


「グーとパーだけのじゃんけんにすれば?」


大人な選択。勝負を止めることもなく円満に戦いに終止符を打てるであろう


そして!

グー・グー・グー・グー・グー・グー・グー・グー・パー!!


え!?まさかの一人勝ち!?


勝ったのは・・・
大人な意見を提案したと思われていた、張本人!

や、やられた・・・作戦だったのか・・・!

残る餅はひとつ。

心理戦に負けた敗北感と、笑いすぎによる虚脱感。

こんな状況の中でも勝負をあきらめない不屈の精神を持っていたのは
この人!座頭でした。
このバイタリティーあふれる代表にまかせれば
あしり座の未来は明るい(?)

以上、「ママがくれたお餅はおいしかった」というお話でした。

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