2009-08-31

あしり座Tシャツコレクションvol.9(番外編⑤)

「YABU-T(自分大好き!Tシャツ)」/釣女・太郎冠者の「主遣い」の写真、座右の銘、サインがプリント/半袖/平成18年度作成/平成18年度の講習会卒業生と数名のあしり座が所持/職人・亀ちゃんが一枚一枚丁寧に手刷りをしたレアな一品/その他、職人が手掛けたシリーズ作品として「SHISHO-T」と「SHINOTAYU-T」が存在するが、激レア&濃厚な作品であるがゆえ表舞台にでることは少ない

あしり座Tシャツコレクションvol.8(番外編④)

受け継がれてゆく伝統人形芝居in飯田(いいだ人形劇フェスタ2008)/「文七・首」イラスト/半袖/平成20年度作成/フェスの参加者がもらえた記念品/北海道で持っているのはあしり座とユースクラスの数名のみ?

2009-08-30

子ども体験ワークショップ

昨日と今日の2日間は、やまびこ座で「伝統に学ぶ日本の心 『人形浄瑠璃三人遣い体験』」という小学5年生から高校生までを対象としたワークショップがありました。西川古柳師匠と共に、あしり座も講師として参加させていただきました。 参加者は24名。平成16年から形を変えつつも毎年実施している子ども体験シリーズですが、毎回楽しみに参加してくれている子も多く、成長していく子どもたちの姿を見られるのはとても嬉しいことです。
「人形浄瑠璃」を全く知らなかった小学生がこのワークショップに参加し、「おもしろい!」と感じてくれて、中学生になりユースに参加。今年はイギリスで公演をしたのかと思う と、なかなか感慨深いものがあります。

今回子どもたちは『型』『三番叟』『さくらさくら』『日高川入相花王』の4つに挑戦。
ちなみに、写真手前の波幕は平成17年の「裏方・たて込み体験」で子どもたちが作ったもの。かなり重宝しています!
2日間のワークショップの最後には、発表会も行いました。
ここからまたユースクラスに入ってくれる子どもが現れるのか・・・今からとても楽しみです。あしり座は子どもたちに人形浄瑠璃のおもしろさを伝えることはできたのでしょうか? その答えは来年1月のユースクラスの発表会で。。。

朝日新聞に記事が掲載されました!

8月30日(日)の朝日新聞朝刊(道内版・25面)に、昨日のワークショップの模様が写真付きで掲載されました。子どもよりも目立って写りこんでしまっている大人は誰かと申しますと・・・あしり座副代表でした!
ぜひご確認を☆

2009-08-29

忙しい一日

今日は朝から盛りだくさんな一日。10:30~子どもワークショップ準備、13:00~WS本番、16:00~ユース稽古、17:00~曽根崎稽古、19:30~新口稽古・・・22:00終了。大変お忙しい師匠に「人間ドック入った方がいいですよ~」などと、気遣いの言葉をかけたつもりになっていましたが、師匠を消耗させる原因は・・・
あ、あしり座!?

写真は新口の稽古風景。
本番で使用する人形(やまびこ座所蔵の梅川、忠兵衛/故・大江巳之助氏作)を使わせていただきました。


凍える手先を温める【梅川・忠兵衛・師匠】

2009-08-28

徳島稽古も頑張ってます!

10月の徳島公演に向けて『傾城恋飛脚』の稽古も始まっています。こちらも講習会終了後の短い時間を利用して稽古をしています。講習会の発表会と同じ演目なので、受講生の稽古風景も大変勉強になります。講師補助につきつつ師匠のお言葉に耳をかたむける日々・・・。

2009-08-27

あしり座稽古風景

講習会終了後の限られた短い時間を利用して、来年2月の定期公演に向けての稽古もしています。写真は新作『曽根崎心中』の稽古風景。
台本をガン見。あの有名な一場面を稽古中なのですが、まだ影も形も・・・な一枚。

あと2・3日後には台本を手放し、急成長したあしり座の姿を皆さんにお見せできることを祈って・・・。明日も稽古に励みます!!

2009-08-26

Let's Sanbaso Dance !

                  
無我夢中で踊る人々。
これが老若男女誰もがはまるとちまたで噂の「三番叟ダンス」。
稽古場に“カッポポンポン”と小鼓の音が響き始めると、一人、また一人・・・と、どこからともなく人々が集まり、いつしか大きな踊りの輪ができるとかできないとか。

・・・失礼しました。知らない人が見たら若干怪しい雰囲気ではありますが、みんないたって真面目です。発表会の演目『二人三番叟』の人形振りを、自分の体を使って覚えているところです。しかしあながち冗談でもなく、あしり座は三番叟の曲がかかると踊りだす習性が。悲しい性(?)。全国の伝統人形芝居一座の方たちはどうですか?これはあしり座だけの習性なのでしょうか?
→講習会Ⅱ期・2日目の風景でした。

2009-08-25

講習会Ⅱ期スタートしました☆

本日より講習会Ⅱ期がスタートしました!
発表会の配役も決定し、いよいよ演目の稽古に入ります。
台本に振りを書き写し、自分の体を使って振りを確認した後、実際に人形を遣っての稽古を行いました。


写真は『伊達娘恋鹿子 火の見櫓の段』の練習風景。
“スケルトン櫓”を使って稽古中です。
Ⅱ期の講習会は8/25(火)~28(金)まで。 まだまだ受講生募集中なので興味をお持ちの方はぜひ一度遊びにきてください。

2009-08-24

いよいよ明日からです!

明日から講習会の2期が始まります!わくわく(・O・)/
「今年こそやろうやろうと思っていたけど」という方や、「講習会って?」という方、「人形なら、私教えてあげようか」という方、それから人形が好きな方、師匠が好きな方・・・明日7時にやまびこ座でお待ちしています!
火曜日から金曜日までの4日間、夜7時から9時まで汗たっぷりかいてダイエット...じゃなくて、稽古しま~す!
「いきなり言われても…」という方も、とにかく遊びに来て下さい。人形観賞だけでも大丈夫です!
気軽にお越し下さいね。「気軽に」がポイントです。百聞は一見に如かず!

2009-08-22

あしり座定期公演・人形浄瑠璃2010(予告)

平成7年に発足して以来、伝統がない北海道に人形浄瑠璃の魅力を伝え、新しい文化として根づかせようと活動してきた我々も、平成22年2月で15周年を迎えます。この15年間、試行錯誤して活動を続けてきましたが、振り返ると素晴らしい指導者・恵まれた環境の中で、多くの方たちの力によって育てていただいたと思います。
応援してくださったすべての方への感謝をこめて!あしり座15周年記念公演では特別な企画を考えました。
◆2/21(日)あしり座生誕の地・やまびこ座会場では、[八王子車人形(特別出演)×あしり座]のコラボレーション公演を実施。お弁当付き・130名限定で、一日ゆっくりと贅沢な時間を過ごしていただけるよう様々な企画をご用意いたしました。乞うご期待!
◆2/27(土)、28(日)教育文化会館会場では、15周年を記念し、華やかに舞台を彩る「三人三番叟」を初披露。そして新作「曽根崎心中」をゆったりとした座席で心ゆくまでお楽しみください。

写真は、15周年記念公演の仮チラシ。今後も記念公演に向けての稽古日記など随時更新していきます。応援よろしくお願いいたします!

2009-08-21

あしり座レアグッズ?

古い写真を整理しておりましたら・・・こんなものを発掘しました。公演依頼先で頼まれたサイン色紙の写真!たぶん初めて色紙を頼まれ、うかれて撮った一枚だと思われます。色紙をよくよく見るとその場にいなかった人の名前まで・・・なんて適当な・・・。
その後も何度か色紙を頼まれる機会があり、たぶん道内各地に4~5枚は存在しているはず。

・・・ということで、あしり座では公演依頼も受け付けております。ホールでの上演はもちろん、学校の体育館など舞台機構のない場所での上演も可能です。結婚式やお祭りなどおめでたい席での『三番叟』もオススメ☆色々なプログラムをご用意しておりますので、興味をお持ちの方はぜひコメントください。

2009-08-17

あしり座手稲神社公演決定!

9月21日(月・敬老の日)に行われる「手稲神社御鎮座百十年記念大祭」の神賑行事に人形浄瑠璃を奉納させていただくことになりました。
あしり座の出演は11:30~12:00。演目は『二人三番叟』と人形解説です。お時間のある方はぜひ遊びにきてください。
【会場】札幌市手稲区手稲本町2条3丁目4番35号/手稲神社(境内)

2009-08-13

傾城恋飛脚 新口村の段(けいせいこいびきゃく にのくちむらのだん)

「冥土の飛脚」(近松門左衛門作)を元に改作されたものです。
大阪淡路町の飛脚問屋(金の運搬業)亀屋の養子忠兵衛は、新町の遊女梅川と深い仲となり、公金横領をして追われる身となってしまいました。当時、公金横領は死罪相当の罪です。 忠兵衛は身請けした梅川を伴って、生まれ故郷の大和の新口村へたどり着きました。旧知の忠三郎の家に隠れて外の様子を窺っている二人の前を、忠兵衛の実父・孫右衛門が通りかかり、雪に足を取られて転んでしまいます。出るに出られない忠兵衛に代わって、梅川が飛び出して手厚く介抱しますが、その様子から孫右衛門は、この女中が梅川であることを悟ります。孫右衛門は、忠兵衛と会えば養子親や世間への義理から自分の手で息子を役人へ差し出さねばならぬ、どうぞ自分の目の届かないところで捕まってくれ、と金を渡して二人で逃げるように言い含めるのでした。気持ちを察した梅川は、孫右衛門に目隠しをして二人を引き合わせます。親子が手に手を取り合った時、梅川はとっさに目隠しを取り、孫右衛門と忠兵衛は今生の別れにしっかりと抱き合いました。追手の人音が聞こえてきます。裏道から二人を逃がした孫右衛門は、降りしきる雪の中、二人が無事に逃げおおせることを願って、泣き崩れるのでした。

2009-08-06

あしり座徳島公演決定しました!

平成21年10月3日(土)~11月3日(火)に徳島県で開催される
阿波人形浄瑠璃月間『ジョールリ100公演』 のオープニング公演
「第12回全国人形芝居サミット&フェスティバル」に
あしり座の上演参加が決定しました。
【日時】10月3日(土)12:30~
【会場】あわぎんホール(徳島県郷土文化会館) 徳島氏藍場町2-14
【出演・演目】
 ・徳島県/勝浦座、勝浦高校民芸部/「式三番叟」「壺坂観音霊験記」
 ・北海道/さっぽろ人形浄瑠璃芝居あしり座/「傾城恋飛脚 新口村の段」
 ・兵庫県/三原中学校郷土部、南淡中学校郷土芸能部/「三味線連弾」
 「絵本太功記」
 ・徳島県/阿波木偶箱廻しを復活する会/「箱廻し」
【入場料】無料

期間中は徳島県内の様々な会場でイベントが行われています。先人たちが残してくれた古典を楽しむだけではなく、新しい古典作品を創り出すことにも積極的に取り組んでいる徳島県。コラボレーション企画や新作人形浄瑠璃公演などわくわくするような公演もたくさんあります。入場無料の公演もあるようなのでぜひお時間のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか? 人間国宝の竹本駒之助さん(太夫)×UAさん(アーティスト)×大江信行さん(能役者)と、「人形ジョールリ100公演」のコーディネーターでもある文楽の吉田勘緑さんによるスペシャルコラボレーション公演もあるそうです。(観たい!けど観れない・・・涙)

2009-08-04

バクストン速報☆ part⑤

またまたイギリスより報告メールが届きました!
すべて終了しほっと一息。バクストンでのラストディナーの様子。子どもたちは期間中すべてホームステイだったので、日本人水入らずで夕食を食べる機会もなかったのでは?みんな一緒でうれしそうです。

古柳師匠も車人形の道内ツアーからすぐイギリスへ出発。イギリスでは車人形公演、ユース公演、ワークショップ、仕込み、ヒースロー空港でのアクシデント(- -;)etc・・・と怒濤のスケジュールでしたが、ここでようやく安堵の笑顔。


あれ?男の子たちが写っていませんね。女の子の浴衣姿のかわいさに圧倒され隅に追いやられてしまったのか・・・。            (撮影/馬車馬やぶ)

ここで「バクストン速報☆」初のあしり座ツーショット!ユースクラスの父と母の姿。師匠からのメールタイトルは『疲れすぎたやぶ』
イギリス時間で8月3日5:30pm頃の様子だと思われます。
(撮影/師匠)

2009-08-03

バクストン速報☆ part④

8月3日イギリス時間で12:45pm。日本の文化を伝えるワークショップ。 ユースクラスの子どもたちと、奥は三人遣いの解説中の古柳師匠。 女の子達の浴衣姿がカワイイ!(男の子の黒衣姿もまた良し) 着物の女の子が4人いるように見えません? (撮影/馬車馬やぶ)
せっかく持っていった浴衣ですが、なかなか着る機会がなく最後の日に思い切って浴衣で三番叟をした模様。(撮影/師匠)良い思い出になりそう☆これですべてのプログラムが終了。明日には帰国準備をして、8月5日に札幌に帰ってきます。土産話をたくさん聞いてまたブログにUPしたいと思います。気をつけて帰ってきてね~!

2009-08-02

バクストン速報☆ part③

8月2日イギリス時間で8:30amの光景。昨日でパフォーマンスはすべて終了し、今日は一日観光の日。これから鍾乳洞を見に行くそうです。子どもたちの表情も晴れやか!
(撮影/馬車馬やぶ)

写真右はじに写るのはあしり座副代表。かなりおつかれのご様子。左はじに写る肌色の物体はあしり座の座頭。明日はコミュニティースクールで、イギリスの子どもたちとの交流を兼ねたワークショップがあるそうです。日本の遊びを紹介したり太鼓のワークショップなどをするとのこと。ちなみに我らが副代表は「かっぽれ」を。座頭は「コマとケン玉」担当。

・・・三人遣いのワークショップは???

2009-08-01

バクストン速報☆ part②

『初めての三番叟』(撮影/師匠)

出発直前に衣裳ができあがり着付けをしていただいた「三番叟」人形が、バクストンで初お披露目されました!イギリス時間で31日の3:30pmメール報告。立派な松羽目の前でこの緊張の表情ということは・・・本番前の一枚ではないかと思われます☆