2011-08-13

豆知識①・人形浄瑠璃の音楽

8月30日より開講の『義太夫講習会』の申込がスタートしました!興味のある方はやまびこ座(℡011-723-5911)までお電話ください。※申込の詳細は[7月31日]の投稿をご覧ください^^  人形浄瑠璃の音楽は『浄瑠璃』というジャンルの中の『義太夫(義太夫節)』という音楽を使います。浄瑠璃には、そのほかに、新内(しんない)、常磐津(ときわず)、清元(きよもと)などがあります。浄瑠璃は歌謡曲のような歌う芸と落語のような話す芸の中間で「語り物」といいます。
 義太夫は、原則として語り手である「太夫」と、楽器奏者の「三味線」により演奏されます。どんなに長い場面でも太夫一人、三味線一人で、すべての登場人物から情景までを表現します。
 太夫は「情を語る」つまり登場人物の心を観客に伝えることが大切とされます。三味線は単なる伴奏ではなく「模様を弾く」つまり「情」が観客の心に響くように弾くことが大切とされます。

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