みのむしさんが舞台をセット中。奥は本日車人形で義太夫を語る、竹本信乃太夫氏と鶴澤弥栄氏がマイクチェック中。それを見つめる西畑人形の三代目朝日若輝氏。
豪華競演(?)の仕込み中の一枚。
こんなに綺麗にしてもらいました。
「なのに安珍は・・・きーっ!(by.清姫)」
糸あやつりの巧みな技術と独特なセンスで人形劇界にもファンの多い「糸あやつり人形劇団みのむし」
演目は『怪談・幽女執念(おそろしやおんなのしゅうねん)』
とても怖そうなタイトル&チラシの宣材写真だったんですが・・・
伝統にはめずらしい棒遣いの人形で、息をもつかせぬ迫力満点の立ち回りを繰り広げる「西畑人形朝日若輝一座」
演目は『一条戻り橋』
右肩を低く落とし、人形を持つ左手を高く突き上げる・・・舞台裏からしか見えないそのスタイルには、こみ上げるような迫力があり胸が熱くなります。
ラストを飾るのは「八王子車人形西川古柳座」
約150年の歴史を誇る。車人形では、ロクロ車に人形遣いが腰をかけ一体の人形を一人で操ります。人形の足が地面(舞台)を直接踏んで演技をするため、重力に縛られることなく、可憐で生き生きとした動きが魅力です。
清姫を遣う
人形に"命"が吹き込まれます。
五代目西川柳時氏。
力強く時にユーモラスな仕草をみせる。
・・・手前はどきどきしながら波振り&蛇のスタンバイをするあしり座。
舞台は無事終了。三座それぞれスタイルは違いますが、圧倒的な技術と歴史の重みを感じる舞台でした。
以上、プロの技を一番近い場所で体感したあしり座リポートでした☆
「伝統人形芝居っておもしろい!!」
はたして「蛇」は「波」はお客様にどう見えていたのか・・・?
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