11月20日(土)、21日(日)の2日間。札幌市こどもの劇場やまびこ座で『第39回札幌人形劇祭』が開催されました。これは、札幌および道内で活動する人形劇団・グループを対象にした人形劇のコンクールで、札幌の人形劇界の一大イベント。今年は全13劇団が参加しました。前日19日(金)には、過去の受賞団体3劇団によるプレ公演を実施。人形劇をたっぷり楽しめる3日間でした!そして、この会場にいたのがロシア・ノボシビルスク州立人形劇場からのお客様。今年は札幌とノボシビルスクが姉妹都市提携20周年ということで、23日(祝)にやまびこ座で記念公演を行うため来日していました。2日間の審査公演が終了し、審査発表までの時間、人形劇祭の参加者を対象にしたワークショップが実施されました。 人形を遣う前の準備体操や手をつかって動物を表現するなど、色々なロシアの手法を見せてくれました。カラフルな人形がかわいい。日本でも大人気の「チェブラーシカ」の人形もありました!
そして会場では、引き続き審査発表と受賞式が行われました。最優秀賞は名寄短大の卒業生「チーム鎌足」による『島ひき鬼』が受賞。その他、優秀賞、奨励賞、美術賞などが発表されました。今年は子どもたちの劇団の活躍が目立つ年でしたが、中でも観客からのアンケートで圧倒的な支持を得たのは「こぐま座こども人形劇団」による『田野久』。観客特別賞を受賞しました。
受賞式終了後、受賞のお祝いとロシアのお客様への歓迎の意味をこめ、あしり座による『二人三番叟』を披露させていただきました。
会場をうつし、交流会を実施。ロシアからのお客様と人形劇祭参加者、審査委員の方たちと人形劇談義に花を咲かせ、賑やかな交流会となりました。「札幌人形劇祭」は来年いよいよ40回を迎えます。記念すべき40回目の人形劇祭には、あしり座も新作をひっさげ参加!?目指せ最優秀賞!!
2010-11-23
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